燃える(2003/7/18)
 
 「なー柴田、あんたあの約束どないなっとんの?」
 「約束ですか?」
 「東大出のかっっ…ちょいい兄ちゃんたちとの合コン!」
 「ああー、そういえばそんなことも。でも彩さん、斑目さんがいらっしゃるじゃないですか」
 「はあ?それとこれとは別!別よ!」
 「そうなんですか」
 「そや、合コンはアタシのステイタス。生きる道。若いもんとのせめぎ合い。…戦いよ、戦い」
 「彩さん格好良いですー!ばとる、というものですね?」
 「そそ、せやからあんたもアタシみたいに……なあ柴田」
 「はい」
 「あんたところでどうなん」
 「何がですか?」
 「だからあ、真山さんと最近どうなのよ」
 「はあ。今日も捜査に行こうとしたら殴られましたけど」
 「じゃなくて!こうなんか、ラブ!みたいな事おきひんの?」
 「真山さん私のタイプじゃないです」
 「もう贅沢いいなや、あんたの面倒見られる人間そういないんやから、な。人間妥協も必要」
 「はあ」
 「なんか、ないの?あんたこのままやとホンマにカワイソウな余生送ることになるで」
 「なにかって言われても。ああー鍵は持ってますけど。でも行くと怒られ…」
 「…何やて?」
 「鍵です、真山さんのお家の。あれ、あれ?どこいっちゃったんだろう、あれー?」
 「…マジで?」
 「マジです。あのですね、金魚に餌を…」
 「…ウフフフフ」
 「彩さん?」
 「フフフフフ。柴田、合コンは無し、また今度」
 「え。ばとる、じゃないんですか?」
 「やること増えたんよ。合鍵・秘密・口止め料!久々に元レディー…元特殊班係の血、騒いできたわ〜」
 「彩さん?あの金魚…」
 「やるでぇ…、今年の新作バックに靴、確保!そうと決まったら。…あ、もしもしアタシ。そうそ。なあアンタ、 この前言うてたやろ新しい裏の機動隊の話」
 「彩さん、どこに電話してるんですか?どこ行くんですか?」
 「な、素行調査とか受けてもらえるやろ?ええやん、アタシとあんたの仲やないの!そそ、実はちょっと調べて欲しい奴おってな…」
 「いえですから、金魚に餌をあげるんですよ?彩さん?彩さーん!?」

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